問題空間表現を用いたインタフェース評価技法
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概要
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メニューなどに代表される選択型インタフェースを用いた対話型システムを利用する場合、システム設計者が理解している作業の流れと利用者が理解している作業の流れの不一致が障害となる。この不一致を回避するため、設計者は利用者の知識、行動、操作を考慮に入れながら仕様の決定を行なわなくてはならない。本研究では、対話型システムが持っている作業の流れと利用者が理解している作業の流れを分離して扱い、利用者モデルを問題空間における探索としてモデル化した。このようなモデル化によって探索量による定量的なインタフェース評価が、設計初期に可能となり、更に各知識の再利用が可能となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06