数値地図表示のための分散協調サーバの構築
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概要
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現在、国土地理院の数値地図10000(総合)を利用した数値地図表示システムが多く開発されている。一般にどのシステムにおいても、高速な表示や処理を行うため、全ての数値地図データを主メモリ上に読み込んでから実行する。このため数値地図のデータ量が増えるに従い、実行されるコンピュータの主メモリにかかる負荷が増加していく。この問題は、数値地図データをネットワークでつながれた複数のコンピュータで分散協調処理させるクライアントーサーバシステム(以降、分散協調サーバ)を構築することで解決できる。本稿では、C++言語を使って作られた、X-Window上で稼働する、分散協調サーバの設計とその実現方法について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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