ハードウェアシミュレータHAL IIIを用いた超大規模シミュレーション

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概要

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近年のコンピュータシステムは、大規模化/高集積化すると共に、その製品開発サイクルは短くなってきている。この様な状況の中で、高品質,高信頼性の装置を短期間に開発するためには、装置モデルの効率的な論理シミュレーションの実行が必須となっている。この状況に対応するため、超大規模装置モデルでのOSシミュレーションを実現し、実機評価期間の大幅な短縮に成功した。ハードウェア論理シミュレータHAL IIIプロセッサを127台構成にし、フロントエンドプロセッサを従来の汎用機からEWSにし、この上で命令レベルシミュレータを実行することにより、l0Mゲートを上回る超大規模モデルに対して、OSの立ち上げ及びアプリケーションの実行,機能試験/ランダム命令試験の効率的な実行,結果解析のペーパーレス化を実用化した。
1996-03-06

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