業務ロジック分野における外部仕様書を含めた再利用
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概要
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ソフトウェアの効率的な開発のために、Software Reuseが多くの組織で試みられ、研究されて来た。現在では、Software Reuseとは「ソフトウェア(プログラムのみで無くドキュメントなども含む)そのもの、及び、ソフトウェア開発に必要な知識や手順(ソフトウェア開発プロセス)を何らかの形式化を行い、繰り返し利用すること」と理解さている。しかし、再利用の実際的な適用例はまだまだ少ない。この原因は、再利用のためには、先ず、利用すべき対象物・部品を理解しなければならず、この理解が面倒であり難しいからである。著者等は、解りやすい仕様書記述として、任意の形式の表表現を許し、その仕様からソースコードを生成するツール : TableSpecを開発し、報告した。今回、これを用い、外部仕様書そのものから再利用することを試み、同じドメインのアプリケーション開発に有効であったので、報告する。
- 1996-03-06