多次元データベース(OLAP)の企業における活用
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概要
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多次元データベースは、古くは多次元モデルとよばれ、地味ながら経営支援の分野で利用されてきた。リレーショナル・データベース普及の陰にあって、その存在は広く知られることはなかったが、E.F.CoddのOLAP(On-Line Analytical Processing)に関する論文以降、多次元データベース(OLAP)は脚光を浴びるようになる。E.F.Coddが紹介した多次元データベース「Essbase」は、わが国において1994年夏に第一号が導入されたが、わずか1年半の間に多くの導入事例が報告されるに至っている。本稿では、多次元データベース「Essbase」の実務での活用事例について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06