WWWソフトの利用による論文の教材化
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概要
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インターネットが世界的に張り巡らされ、学術機関を中心に情報交換が行われている。最近の計算機の高速・低価格化により、演習室のパーソナルコンピュータにも、「モザイク」などのWWWクライアントソフト(以下モザイクで代表する)が搭載できるようになってきた。このモザイクは、ハイパーテキスト構造で、静止画の他に動画や音声も扱えるので、学生の関心も高く、一般講義や演習用の教育手段にモザイク単独の利用は有効と思われる。そこで、所属大学のWWWサーバの内容の暫定版を作成したのを機会に、このモザイクを利用して紀要の論文を教材化することを試みた。武藤禎夫氏により、『絵入教訓近道』という江戸時代のイソップ物語が翻刻され、紀要に掲載された。今回の試みに適しているので、同氏のご了解を得て作成を試みた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06