クラスタリングシステムのジョブスケジュール
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概要
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近年マイクロプロセッサの性能の飛躍的な向上やネットワーク技術の進歩によって分散コンピューティング環境が一般的なものとなってきた。それとともに分散したコンピューティング資源をいかに有効に活用するかが新たな課題となった。我々は、クラスタという概念を導入しネットワークに接続されたワークステーションを一つの計算機システムのように扱うことを可能にした。さらに、CPU使用率とメモリ使用率を中心とするリソース管理を行い、個々のワークステーションを最大限に活用するジョブの負荷バランシングシステムを構築した。本稿ではその成果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06