リモートブルータにおけるISDN回線を使用したトラフィック分散についての考察
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概要
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LAN(Local Area Network)の普及に伴い,それぞれのLANを接続するWANの利用が高まっている.特に最近では安価にLAN間接続が可能なISDN回線を利用したブルータ装置の利用が増加している.ISDNを利用したブルータ装置において,低負荷時にはBチャネルを1チャネルのみ使用し高負荷時に2つのBチャネルを使用してそれぞれのチャネルにデータを分散させて転送する機能(負荷分散機能)がある.負荷分散機能の開始および停止はブルータ装置内のソフトウェアにより制御する.本論文では,各プロトコルでのデータ送信パターンを探りブルータ装置で制御する為の負荷分散機能開始条件を考察した結果を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06