生物反応プロセスに対するダイナミックモデルの組み立てとその応用 J. Ferment. Technol., 54,p. 396〜405,1976 Dang N.D.P. (Swiss Federal Institute of Technology, Switzerland)
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概要
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生物反応プロセスに対する理論的, 実験的なモデルの組み立てにおけるモーメント法の応用について検討した.入力として, ステップ関数, デルタ関数, ランプ関数, および三角関数を与えた場合のそれぞれの応答について, モーメント法による解析法を示した.さらに応用例として活性汚泥システムをとりあげ, 上に述べた4種類の入力に対する実験結果から得られた伝達関数と, 物質収支より理論的に得られた伝達関数を用いて, それぞれのステップ応答を比較したところ, 非常に良い一致をみた.従って, このモーメント法は非常に簡略な方法であるため, 生物反応プロセスの解析において, 重要な手段と考えられる.
- 公益社団法人日本生物工学会の論文
- 1976-06-25
著者
-
Dang N.D.P.
Industrial and Engineering Chemistry Department
-
N.d.p. Dang
Industrial And Engineering Chemistry Department Swiss Federal Institute Of Technology
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