レチノイドによる癌の化学予防と治療
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概要
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It is well established that retinoids are essential to maintain normal proliferation and differentiation of cells and tissues, and that impaired retinoid metabolism is profoundly involved in the carcinogenesis of various organs. In hepatocarcinogenesis, localized retinoid deficiency as well as appearances of cellular retinoic acid-binding protein and cellular retinoid-binding protein, F-type of type III, in tumor tissue are characteristic. We found a novel synthetic "acyclic retinoid" which binds to CRABP. The acyclic retinoid inhibited experimental hepatomas in mice and rats, and reduced the growth rate of human hepatoma-derived cell lines. Furthermore, the acyclic retinoid down-regulated the alpha-fetoprotein mRNA expression and up-regulated the albumin mRNA. The acyclic retinoid is supposed to exert its action by, at first, binding to nuclear retinoid receptors such as RARβ, although further mechanisms are now under investigation. Prevention of the post-resection reccurence of hepatoma (hepatocarcinogenesis) is progressing in the phase II clinical trial. In addition, treatment of acute promyelocytic leukemia with retinoic acid is also described.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1993-08-25
著者
-
森脇 久隆
岐阜大学医学部消化器病態学
-
武藤 泰敏
岐阜大学医学部第一内科
-
武藤 泰敏
岐阜大学医学部第1内科
-
奥野 正隆
岐阜大学 大学院医学系研究科消化器病態学
-
四童子 好廣
岐阜県国際バイオ研
-
四童子 好広
岐阜大学医学部第一内科
-
奥野 正隆
岐阜大学 第1内科
-
奥野 正隆
岐阜大学医学部内科学第1講座
-
田童子 好廣
岐阜大医第1内科
-
森脇 久隆
岐阜大学医学部
-
武藤 泰敏
椙山女学園大学
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