ふたたび林分の葉の量の推定法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ひとつの林分のなかのひとつひとつの木のあいだにみられる胸高直径と葉の量の関係ににた関係が、くらべることができるような性質をもっているいくつかの林分の平均胸高断面積をもった木のあいだにもみとめられ、このばあい、林分の断面積平均木のあいだの関係をしめす直線のカタムキは、ひとつの林分のなかのひとつひとつ木のあいだの関係をしめす直線のカタムキよりもゆるいことを、まえの報告(SAT001962a)で、特殊な性質をもった林の資料からあきらかにした。この報告では、このような関係が、おなじようにとりあつかわれている普通に施業されている林のあいだにもあてはまることを秋田、吉野、熊本のスギ林についてしめし、この関係をしめす回帰式の定数が保育形式によってことなることをあきらかにした。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1965-05-25