九州地方における最近30年間のヒノキ種子の作柄と将来の予測
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概要
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1950年から28年間の九州地方におけるヒノキ種子の作柄に関する資料にもとづいて, その豊凶の予測を試みた。将来の作柄の予測にあたっては, 時系列の傾向変動と周期変動をとりあげ, あまり精度に寄与しない気象要因は除いた。予測の精度を上げるために, いくつかの周期変動を合成した。また, 九州を分水嶺や海域によって区分した七つの地区ごとに予測した。過去にさかのぼったこの方法による推定値と実測値の比較から, 予測は約70%の適中率を期待できることがわかった。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1979-07-25
著者
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