飛砂量におよぼす丘砂の粒度の影響
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概要
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飛砂量と丘砂の粒度との関係について風洞実験を行ない, BAGNOLD式および河村式を中心に従来の飛砂量式を検討した。その結果, BAGNOLD式は小粒径の範囲(D_<50><0.05cm)でのみ適合し, わが国の海岸砂丘で見られるような大粒径の丘砂に対しては過大な飛砂量を与えることが指摘された。次に, BAGNOLD式と河村式とを補正する意味から次元解析によって実験式を求め, その適合性を既往のデータによって確かめた。
- 日本森林学会の論文
- 1978-12-25
著者
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