Volume Forkの解析(IV) : 材積測定機能について
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概要
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Volume Forkは直径, 皮内直径の推定値, および樹種, 地位, 直径別の材積が同時に測定できるように工夫された, 多目的輪尺である。この報告では, 材積測定の原理を明らかにするとともに, 理論的な誤差, 利用の限界について論及し, (I), (II), (III)報とあわせて, 総合的な判定を行なった。利用上, 非常に便利な器具であるが, このままで我が国の林木の材積測定に利用するのは危険である。設計の基本となる材積曲線とピンホール位置の調整を行なえば, わが国にも適するVolume Forkの作成は可能である。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1976-08-25
著者
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