マツ類のさし木に関する研究(第6報)
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概要
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(1) 10〜12年生の多数のアカマツを使用して, ガラス室内に設けた鹿沼土のさし床に1960年9月〜12月にさしつけた。(2) さし床の温度は20〜23℃としたが, 加温しなかったものに比し発根率は非常によかった。(3) IBA, NAA 併用処理は発根率高く, 特に9月7日さしは60%, 10月20日さしは約70%の発根率を示し, IBAの効果は著しかった。6〜12月にさしつけてもよく発根した。(5) さし穂として普通枝と再生枝を使用したが, 前者は50%, 後者は30%発根した。(4) さし穂の芽の数が多いと, でる根の数も多くなる傾向がある。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1961-11-25
著者
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