コウゾの苗木養成に関する研究(1) : 根挿における根長並びに根径と萠芽・活着の関係について
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概要
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本試験は楮の最も優れた育苗法である根挿法における根長並びに根径と活着との関係を確かめた。1. 根長が大きい程萠芽並びに活着は良い。2. 根径3〜9mmが萠芽並びに活着は最も良い。3. 実用範囲は根長16cm根径3〜12mmである。4. 根長は苗の大きさに関係ないが, 根径は明らかに影響する。即ち根径0〜3mm・3〜6mmは根径9〜12mmよりも小苗を得て, 幹長・幹径の平均値間には有意差が認められる。
- 日本森林学会の論文
- 1955-02-25
著者
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