トドマツ幼球果の成分に関する研究(I) : アントシアニンについて
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概要
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トドマツ(Abies sachalinensis)の幼球果より3種のアントシアニンを分離, 同定し, さらに受精および結実期におけるアントシアニンの量的変化を調べた。1)得られた3種のアントシアニンはシアニン, デルフィンおよびベチュニンで球果の花色の一因と考えられる。2)受粉後, 6月中旬に, アントシアニン含量は他の時期のそれと比較し最大値を示した。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1977-07-25
著者
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