カラマツの花芽分化期について(II)
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概要
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カラマツ花芽分化期の, 年による差異を明らかにする目的のために, 1957年と1958年の分化期を比較したところ, 次の結果を得た。1. カラマツの花芽分化期は, 1957年に比し1958年は, その開始期において5〜9日, 終了期において7日程早くなつている。2. このように, 分化期が早くなつた理由は, 5月上旬より7月上旬にわたる間の, 特に6月下旬における顕著な高温, 多照, 少雨, によるものと推定される。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1959-05-25