スギノアカネトラカミキリによる林分内被害量調査手法
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概要
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スギノアカネトラカミキリ (Anaglyptus subfasciatus PIC) による被害が本州各地で広がりをみせるなかで, 被害状態の把握や発生要因の解明が急務となっている。そこで本論文では林分内の被害量を一定精度で簡便に調査できる方法, 具体的には幼虫孔道密度を推定し, それにもとづいて被害頻度率を推定する逐次抽出法を提案した。神奈川県で実施された調査で得られたスギノアカネトラカミキリの樹間分布の特性を表す母数値をあてはめて, シミュレーションを行った結果, 良好な推定値が得られた。
- 1991-07-01
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