日長制限においてアカマツ稚苗の生長に与えるカリの効果および稚苗生育に有害なるカリ濃度について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1)4、8、12時間日長においてアカマツ稚苗を培養した場合、K_2O濃度130p.p.m.までの範囲においては、カリの増施に比例して、アカマツ稚苗の主軸および風乾重は大となり、日長制限の状態において、カリは稚苗の生長を促進する作用があることが認められる。2)自然日長下ではアカマツ稚苗培養において培養液のK_2O濃度は1,043p.P.m.(0.1%)以上において有害作用を生じる。したがって、培養液中のカリ濃度には限界が必要であることが認められる。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1965-10-25
著者
関連論文
- 425. 苗畑作業の機械化方式の確立に関する研究 : 特に高知営林局山田苗畑における事例(第74回日本林学会大会講演要旨)
- 628.アカマツの光周性に関する研究 : 水耕による稚苗の光周反応について
- 627.アカマツ, リュウキュウマツならびにベンゲットマツ稚苗の栄養生長に対する光週性の差異について
- 410. アカマツ並びにリユウキユウマツ稚苗の光週性について
- 409. スギ稚樹の光週処理試験
- 518. 産地を異にしたスギ植栽林分の成長について : 小根山林業試験地における調査(造林)(第68回日本林学会大会)
- 504. アカマツ, スギ及びヒノキ稚樹の高知地区における光週反応(造林)(第68回日本林学会大会)
- 723 スギならびにアカマツ稚苗における日照と肥料3要素濃度との相互作用について(第78回日本林学会大会)
- 708 アカマツ稚苗の生育におよぼす日照とカリの関係について(第77回日本林学会大会講演要旨)
- 日長制限においてアカマツ稚苗の生長に与えるカリの効果および稚苗生育に有害なるカリ濃度について
- アカマツ稚苗におけるカリの作用について
- 137. 南四国における降水中の窒素量について(第63回日本林学会大会講演要旨)