大学図書館における遡及変換 : 立命館大学の場合 (<特集> 図書館目録の遡及変換)
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概要
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立命館大学図書館ではシステム稼働と同時に遡及変換を開始した。図書館内に作業場所と端末を用意して,オンラインで,目録カードからデータを作成していく方法をとった。作業は業者に委託した。業者は大学側がわたしたカードにもとづいてデータを作成する。業者が作成したデータについて,大学はプルーフリストとカードを照合して検収し,必要な修正を行ったのち,DBにおとす。この方式には目録カードで作業することの限界,業者にオンラインで作業させることの困難さの問題がある。しかし,遡及はさけられない課題であり,今後さらに発展させてゆくため,今は図書館も業者もそのノウハウを蓄積していかなければならない。
- 1992-03-01