参考業務システム SERENDIP の開発 : 人物に関する情報源へのアクセス (<投稿論文>)
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概要
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図書館の目録作業がコンピュータの利用によって大きく変革しつつある今日, レファレンス・サービスも機械化の波が押し寄せている。従来はレファレンス担当者の知識や経験に依存するところが多かったが, 参考業務のためのエキスパート・システムの開発等によって, 利用者自身で必要な情報を見つける方向に向かいつつある。参考業務システム SERENDIP は, 図書館員の仲介なくして, 利用者自身で情報ニーズを充たすために必要な情報(源)を見つける補助トウールとして, 四国大学特別研究費の援助によって約1年をかけて開発した。このシステムは, 人物に関する情報を入手するために必要な情報源(参考図書)を提示するレフェラル・システムである。また, 大学等で司書コースの授業, 特に参考業務プロセスの教育や訓練にも成果を応用することができる。
- 1997-01-01