大学生たちが体験したキリスト教 : 社会調査実習を中心に(<特集>「生活の宗教」としてのキリスト教)
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概要
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大学生になるまでキリスト教に触れたことのない者は少なくない。筆者が担当した「社会調査実習」の授業は、前期にキリスト教の基礎知識や、宗教調査の先行研究を学び、自らの問題関心に従って班を編成した。後期は、班ごとにそれぞれ調査を実施し、礼拝に参加したり、信者へインタビューを行ったりして、キリスト教とは何かを体験した。そして、最終的には報告書を作成した。この調査に参加した大学生のうち、幼い頃に教会に通ったがその後離れた者は、改めて自らの信仰を考える機会になったという。キリスト教に偏見を持っていた者は、それを改めたという。このような彼女・彼らの変化を考察した結果、キリスト教に無関心かつ無知だったという者が多数であることが明確となった。それゆえ、日本社会でずっと少数派だったキリスト者たちは、信者増という直接の成果につながらなくとも、信者周辺や接触非信者に対する啓蒙が必要であろう。
- 2003-09-30
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