呼吸器内視鏡開発最前線の今昔
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概要
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この度永井厚志会長がメインテーマ「智と技, そして心」を掲げて開催された第28回日本呼吸器内視鏡学会が盛会のうちに終了した. 自家蛍光気管支鏡や往時は夢であった超音波気管支鏡が実用化されて早期癌や病期の診断に活躍し, 多岐に亘るインターベンションの発達と相侯って, 呼吸器疾患全般の診断治療に活躍している様には目を見張るものがあった. 内視鏡自体の改良のみならず, virtual bronchoscopyにCT技術が駆使され, また, 内視鏡を基軸として内科と外科の間に密接な協力関係と役割分担が強化されて, それぞれの講演や研究が組織横断的結合の成果として行われているのは誠に心強い限りであった. 更に呼吸器インターベンションハンズオンセミナーでは, 内外の練達の士が自らの優れた技術を公開して直接コツの伝授を行った広い会場は, 熱気で溢れ素晴しい光景であった. このような現況に至る起爆剤となったのは, 池田茂人先生によるフレキシブル気管支鏡の開発普及と幾多の研究者によるたゆまぬ改良の賜である.
- 日本呼吸器内視鏡学会の論文
- 2005-07-25
著者
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