論文 11 気管、気管支のクライオサージェリーを中心に(最近医療技術の気管支系疾患への応用)
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概要
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凍結手術は一般に体表面に露出している病巣には適用し易いが、体腔内への適用は制限されている。その理由は体腔内の病巣に達するためには観血的手術を行わねばならず、その上凍結は一回しかできないからである。(凍結手術の効果は凍結をくり返すことにより高まることが多い)即ち胸部、腹腔への適用は制限されている。管腔臓器はこの中間に属するものと考えられる。食道、気管、気管支、直腸等の病巣へは器具を通じて直接達し得るからである。しかし気管、気管支はこの中でも比較的適用困難な部位に属している。気管、気管支への凍結手術の適用を数少ない自験例から、凍結器具、副作用、適用条件、適用疾患について述べる。
- 日本呼吸器内視鏡学会の論文
- 1979-11-01
著者
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