An Adaptive Diagnosis Method in PMC Model
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概要
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最近,自己診断可能なシステムの設計へのアダプティブな手法が研究されだしている.Hakimi等は,各ユニットが他の全てのユニットの正常性をテストできる(すなわち,グラフが完全有向グラフ)と仮定している.テストの順番は予め決められたものではなく,過去のテストの結果によって診断中に決めることができる.このモデルの下で,HakimiとNakajimaは高々2t-1回のテストの後にfault-free unitを一つ確認するアルゴリズムを提案した.このfault-free unitを試験機として用いてfault unitsを確認すれば,n個のユニットからなり高々t個の故障ユニットを持つシステムの全ての故障ユニットを高々n+2t-2回の試験によって確認することができる.しかし,一般にこのモデルは現実的ではない.また,システムのPMCモデル表現が完全有向グラフでない場合の適応診断問題に関する結果は知られていない.本論文ではPMCモデルに属するD(n,t,X)システムに対する適応診断法の適用を検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-20
著者
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Sengupta Abhijit
Department Of Computer Science University Of South Carolina
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Rhee Chung-Sei
Department of Computer Science, Chungbuk National University
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Rhee Chung-sei
Department Of Computer Science Chungbuk National University