磁気浮上技術を応用した水素吸蔵量測定装置 : 高温域でも精度良く水素の吸蔵・放出・残量が測定可能
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概要
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最近の水素吸蔵合金の研究対象は,300℃以上の温度域で動作するマグネシウム合金からさらに高温度領域での測定が必要とされるリチウム化合物あるいはカーボンナノチューブへと移り,従来のボイル・シャールの法則を利用したいわゆるジーベルツ装置では対応しにくいものに変わってきている。そこで当社は水素の圧力容器中で磁気浮上された試料容器中の水素吸蔵合金の重量変化を外部の電子天秤で高精度に測定することで,水素吸蔵量を高温領域でも精度良く測定できる装置を開発した。
- 2004-09-01