行動型AI機器の障害者支援への応用(<小特集>人工知能と福祉)
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概要
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障害者への「支援」を考えるとき,すでに支援「する側」と「される側」の二分化が生じる.「する側」に主軸を置いた支援ではなく,AI技術の導入による障害者(およびいわゆる「健常者」)を含んだ系に生じる新たなインテリジェンスの性質を想定しながら,これを実現するために我々が試みた具体的なAI技術の実現ステップのいくつかについて解説したい.これまで主に生産社会のニーズに貢献してきた応用技術としてのAIを含む工学一般にとって,非生産の世界である福祉への貢献は極めて広範かつ深遠な領域での多くのチャレンジを意味する.背後にある哲学的な視点のシフトの必要性についても触れたい.
- 2004-09-01
著者
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