Progressive Refinement Radiosity法のための高速化手法
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概要
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本論文では,プログレッシブ・リファインメント・ラジオシティ(Progressive Refinement Radiosity)法を高速化するための手法について述べる.最初にラジオシティ法におけるフォームファクタ(幾何形状係数)を高速に計算するためにNusselt analogを利用したフォームファクタ計算方式を提案する.本方式は,フォームファクタ計算を半球の底面上で行うため,精度よく,かつ高速にフォームファクタ値を求めることができる.次に並列システムを用いた並列ラジオシティ法について述べる.我々は,Power Visualization System(PVS)上で並列ラジオシティ法を開発し,本システムを種々の幾何データに適用してその有効性を評価した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-10-22