平準化端末を利用した教育ASPの有効性
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概要
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コンピュータ導入が進む教育現場において、各校での情報システム管理・運用に関する負担問題が顕在化しつつある。この問題の解決方法の1つとして教育ASPを挙げ、どの端末を使用しても全て同じ環境となるような平準化端末システムを、岐阜市内の市立小中学校に構築した。本システムの実践活用を行なうと共に、学校の情報担当者からのヒアリングにより、教育現場における管理者負担の低減について検証した。また、小学6年生のアンケート結果から認証レベルについて検証し、管理システムとして期待できるICカードの可能性について実証した。さらに、ICカードを活用した実践事例から、その教育効果について検証し、新たな教育効果についての仮説について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-05-17