ネットワークボランティアの活用による子どもの学習環境の高度化
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概要
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いかに工夫された教材が用意されようと、子どもは時に、どのように解決したらよいか分からない状況に陥る。また、身の回りの多くの楽しいことから離れ、子ども自らが学習を始めることは容易ではない。そのような時、つまずきを解決するヒントを与えてくれたり、学習に取り組むきっかけや動機を与えてくれる他人が子どもの身近に存在することは極めて有用となる。電子メールの非同期コミュニケーション機能を利用することで、子どもの学習環境の構成要素として、子どもと相互作用を行う、さまざまな専門領域や経験を有するボランティアの仮想杓な存在(バーチャルボランティア)を可能にすることは、学習を促進し、高度化する上で有用な手段となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-06-20