OpenMP プログラミングと処理系に関する考察 : 富士通PRIMEPOWER2000での評価
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概要
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SPEC OMP2001はOpenMP言語で記述されたベンチマークセットであり、SMPシステムと言語処理系を評価する上で今後標準的な尺度となり得るものである。我々は富士通のSMPマシンであるPRIMEPOWER2000とParallelnavi Fortran/C/C++コンパイラを使い、このベンチマークを実施して良好な結果を得た。この評価を通して、OpenMP プログラムではスレッド毎のメモリ獲得時の競合と小粒度の並列計算がオーバヘッドとなりやすいことが分かった。これらの知見は、OpenMPを出力インタフェースとする自動並列化コンパイラにも活かすことができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-01
著者
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堀田 耕一郎
アドバンスト並列化コンパイラ研究体:富士通(株)ソフトウェア事業本部 開発企画統括部 基盤テクノロジ開発部
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岩下 英俊
アドバンスト並列化コンパイラ研究体
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山中 栄次
アドバンスト並列化コンパイラ研究体
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山中 栄次
アドバンスト並列化コンパイラ研究体:富士通(株)ソフトウェア事業本部 開発企画統括部 基盤テクノロジ開発部
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岩下 英俊
アドバンスト並列化コンパイラ研究体:富士通(株)ソフトウェア事業本部 開発企画統括部 基盤テクノロジ開発部