VPP300/500におけるBLASのベクトル化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
VPP300/500においてBLAS(Basic Linear Algebra Subprograms)のベクトル化を、富士通HPC本部との共同研究/開発として行った。今回の仕事は、並列ベクトル化LAPACKをVPP300へ実装するための第一歩として位置づけられ、アーキテクチャに最適化したベクトル化BLASを作成して、BLASを参照している数値計算ライブラリLAPACK(Linear Algebra PACKage)の性能向上を目指すことを目的としている。アーキテクチャの特性を考慮し、ベクトルレジスタを最も有効に利用するようにソースを改良した。また行列サイズに応じて最も速いアルゴリズムを選択させることで、広い範囲で高性能が得られるようになった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-07