情報隠蔽のための自動リファクタリング
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プログラムの外的振舞いを保ったままソースコードの内部構造を改善する技術として, 近年リファクタリングが注目されている.とりわけ, プログラミング工程で発生する予期しない設計変更への対応手段としてリファクタリングに期待されている役割は大きいが, 現実の設計変更作業のどの程度の範囲で有効であるかについては今のところ明らかではない.そこで本研究では, ある種の情報隠蔽を目的とした設計変更作業に着目し, それが従来のリファクタリングの組合せでは実現できないことを示す.さらに, 新しい基本リファクタリングとして変数隠蔽を導入し, 手続き間生存性解析技術を用いてそれを自動化する方法を示す.情報隠蔽は最も基本的な設計活動の1つであり, その自動リファクタリングによる支援は, 開発効率の大幅な向上に寄与するものと期待される.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-08-15
著者
関連論文
- プッシュダウンシステムの拡張およびそのモデル検査法
- 分散ポリシー制御の自動検証法について
- 情報隠蔽のための自動リファクタリング
- 拡張プッシュダウンシステムの正則木評価によるLTLモデル検査法(続・システム検証の科学技術,サイバー増大号)
- ネットワークの安全性を保証する分散型侵入検知システムの自動構成法
- ネットワークの安全性を保証する分散型侵入検知システムの自動構成法
- ネットワークの安全性を保証する分散型侵入検知システムの自動構成法
- スタック検査機能を持つプログラムに対する効率のよいセキュリティ検証法(プログラミング及びプログラミング言語)
- スタック検査機能をもつプログラムに対するセキュリティ検証問題の決定可能性
- スタック検査を含むプログラムに対する効率のよいセキュリティ検証法
- スタック検査機能を持つプログラムの制御フロー解析に基づくセキュリティ検証法
- ソフトウェア設計変更支援のための依存論理の提案