HelminthosPorium sativum による毒素の生産とコムギ苗に対するその作用

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• コムギ苗の裾枯をおこす Helminthosporium sativum は, ブドウ糖加州コムギ根抽出液培地中でかなり高濃度の毒性物質を生産した。培地にブドウ糖を加用しなかった場合, 本病菌の生育は見られない。窒素源として硝酸塩またはアスパラギンを含む合成培地では, サイアミンまたはビオチンの添加・無添加に関係なく毒性物質を生産しなかった。培養済液のもつ毒性物質の耐熱性は, 済液の pH によって異なり, 中性でもっとも安定であり, アルカリ性よりも酸性でより不安定である。コムギの根の先端組織は, 培養済液の10倍希釈液に浸漬することによって死滅した。

• 1969-09-30

著者

• Das M.a.

  Department Of Agricultural Botany And Plant Pathology Assam Agricultural College

• Srivastava D.n.

  Division Of Mycology And Plant Pathology

• Das A.M.

  Department of Agricultural Botany and Plant Pathology, Assam Agricultural University, Jorhat, Assam, India.

関連論文

• HelminthosPorium sativum による毒素の生産とコムギ苗に対するその作用
• Helminthosporium sativumの培養ろ液がコムギ苗に及ぼす刺激的, 保護的効果

スポンサーリンク