インドにおいて稲苗の葉先に発生するごま葉枯病病斑とその胞子形成
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概要
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インドにおいてごま葉枯病菌の保菌種子を播種すると, 第1, 第2葉に葉先から下方に進展する紡鍾形紫褐色の病斑が形成され, 激しい場合には病斑が全葉に伸び, 苗の生育が衰え, 日本で発生する苗焼けと類似する症状が発生する。これらの病斑では通常の斑点型の病斑より胞子形成が良好で, その後の二次伝染源として重要である。この分生胞子は Bipolaris 型で, 両端の細胞から発芽するが, 同時に中間の細胞からも発芽する。
- 日本植物病理学会の論文
- 1982-07-25
著者
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Gangopadhyay Srijib
Division Of Plant Pathology Central Rice Research Institute
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NANDA Hari
Division of Plant Pathology, Central Rice Research Institute
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Nanda Hari
Division Of Plant Pathology Central Rice Research Institute