タバコモザイクウイルスのコートタンパク質欠損ミュータントの形質転換タバコ植物体中での複製
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概要
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タバコモザイクウイルス(TMV) L株の全長cDNAを含むプラスミドを用いて, TMVのコートタンパク質欠損ミュータントcDNA(LDCS29考cDNA)を含むプラスミドを作成した。このLDCS29・cDNAをアグロバクテリウムのTi プラスミドベクターシステムを用いてタバコゲノムDNAに導入し, 形質転換タバコ植物を作成した。この形質転換植物中では, LDCS 29-RNAが細胞内の全RNAの約0.1%をしめていた。また, LDCS 29-RNAの複製中間体であるマイナス鎖LDCS 29-RNAが検出された。これらのことは, 組み込まれたLDCS 29-cDNAより転写されたLDCS 29-RNAが, 形質転換タバコ植物体中で複製したことを示している。
- 日本植物病理学会の論文
- 1993-04-25
著者
-
小川 俊也
キリンビール基盤研
-
吉岡 正陽
キリンビール基盤研
-
岡田 吉美
帝京大学理工学部 バイオサイエンス学科
-
吉岡 正陽
キリンビール植物開発研
-
山谷 純
キリンビール(株)植物開発研究所
-
岡田 吉美
帝京大学バイオサイエンス学科
-
小川 俊也
キリンビール(株)
-
吉岡 正陽
キリンビール基盤技術研
-
吉岡 正陽
キリンビール (株) 基盤技術研究所
-
小川 俊也
キリンビール (株) 基盤技術研究所
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