富士写真フイルムにおける科学技術情報処理システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
富士写真フイルムの科学技術情報処理システムは,主として三つの検索システムからなる。第一は,画像工学とその周辺技術分野の学術論文や特許文献を抄録し,国際十進分類法で分類するシステムで,洩れの少ない,かつ網羅的調査に適している。第二は,画像工学分野の特許文献をディスクリプタ(descriptor)により索引化するシステムで,狭い範囲の概念について,ノイズの少ない効率的検索をすることができる。第三は,二次資料利用システムで,抄録誌を利用目的に合わせて加工・編集したものである。これは画像工学以外の広範な科学技術分野の調査に利用価値が高い。これら三つのシステムを,研究者・技術者と情報処理担当者が一体となった調査システムによって利用し,効率的な検索を行っている。
- 1979-06-01
著者
関連論文
- 富士写真フイルムにおける科学技術情報処理システム
- 第91回「調査インタビューと医師の問診技術」(INFOSTA Forum)
- 座談会:オンライン時代における情報活動を探る-JOISはいかに活用されているか-