ブラック・ホールのコンピュータ・グラフィックス : 光線追跡法の曲がった4次元時空への拡張
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンピュータ・グラフィックス(CG)応用のひとつとして,一般相対論的な曲がった4次元時空におけるCGについて述べる.今回は特にブラック・ホールをCG化する.曲がった時空では光線の進路が曲がるから,通常の光線追跡法を拡張すればよい.光線の進路の一般相対論的な計算には膨大な計算量を要するが,ベクトル計算機では80%以上のベクトル化が可能で,CG画像1枚を数十秒で生成できることが分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-05-15