大容量ファイル制御方式
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概要
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高密度記録技術の進歩に伴い超大容量記憶装置(MSS)のように磁気ディスク装置や磁気ドラム装置に比較してビットコストが安価で大容量な記憶装置が開発されている. このような特徴を有するMSSを用いたシステムについてもすでに報告されているが, これらは利用者あるいは利用者プログラムが装置種別を意識し対処するものである. 筆者らは記憶装置の仮想化拡大を目的として,MSSをファイル管理プログラムで仮想化することによりMSS, DASD(ダイレクトアクセス記憶装置)を利用者プログラムから同一インタフェースで利用可能とする方式を実用化した. 本論文ではMSSをファイル管理プログラムで仮想化する場合生じる問題点, 対処法, ならびに上記機能とマイグレーションを組み合わせた社内システムでの適用例について述べられる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1983-11-15