FORTRANプログラムの実行回数および制御構造解析システム
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概要
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本論文は, FORTRANプログラムの各実行文の実行回数とプログラムの制御の流れをソースプログラム・リスト上に図示するシステムの開発について述べている. そして, またFORTRANの各ステートメントがどのような頻度で使用されているかという統計情報をも提示しかつ, その累計をとり, FORTRAN言語についてのコンパイラ設計やプログラミング言語教育の検討材料を得る機能をもたせた. このシステム開発中に, 長崎大学情報処理センターのシステム内にカタログされている利用者のFORTRANプログラムについて, 各ステートメントの使用頻度の統計情報を得たので報告する. このシステムを使用すると, FORTRANソースプログラムリスト上に各ステートメントの実行回数と, D0文の入れ子構造, GO TO文等による飛び先および飛び込みが図示されるので, 処理の流れが一見でわかり, プログラム作成時の不注意によるミスを容易に発見することが可能である. したがって, このシステムは, FORTRANプログラムのディバッキングツールならびにプログラミング教育用のツールとして使用されると, その効果は大きいものと思う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1982-09-15
著者
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