情報処理システムにおけるデータ融合プロセスの自動化手法
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概要
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データ融合は複数のデータを処理,統合して,単一のデータからは得られない情報の抽出や,情報の確からしさの改善を行うための手法である.救離,消防,航空管制などの意思決定過程を支援する情報システムでは,センサや種々の情報源からの,多種,多様な情報を解析して,有意な情報をいかに抽出するかがポイントになる.これらのシステムでは,データの量および速度の増大,応答時間の短縮の必要性などから,データ融合プロセスの自動化が必要とされている.Dempster-Shafer理論と知識ベースシステムによるデータ融合プロセスの自動化実現の一手法と,その適用例について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-06-15