多相ヴァリアントを含んだパターンマッチングの型付けについて
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概要
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多相ヴァリアントはObjective Camlに導入されてから,よく使われるようになってきた.代数的型定義の構造による等価性を可能にし,多柑胎こよるコードの共有・再利用も促進している.多相ヴァリアントの型付けとコンパイル方法は過去に研究され,すでに発表されている.しかしながら,多相ヴァリアントはパターンマッチングによって分解されるが,今まで浅いパターンマッテングしか考慮されてこなかった.浅いパターンマッチングに限定すると,パターンが対応している場合は自明で,型付けは対応漏れを防ぐ,深いパターンマッチンダを許すと,様々な型の値が同じパターンマッチングの中で出現し,互いに影響する可能性がある.対応漏れの検索が型付けの後でしかできないので,それを型付けに利用することができないという.問題を説明し,多相ヴァリアントを含んだパターンマッチングの(対照的な)型付けアルゴリズムを提案する.
- 2004-07-15