ソフトウェアエンジニアリングセンター構想について(<特集>安全で安心できるe-社会を実現するソフトウェアとシステム技術)
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概要
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ソフトウェアは,IT産業のみならず製造業から金融・サービス業に至るまで,あらゆる産業において付加価値を産み出す源泉となっている.また,高度な情報技術が産業活動の現場から個人生活の隅々にまで浸透するに伴い,ソフトウェアの信頼性・安全性が,我が国の経済社会システム全体の安定性を大きく左右する状況となっている.このように,ソフトウェアの果たす役割がますます重要になってきている一方で,その不具合を原因とするさまざまなシステムのトラブルも散見されている.本稿では我が国のソフトウェアを巡る現状と課題を振り返り,その解決に向けた国としての取組み-ソフトウェアエンジニアリングセンター構想-について,その概要を紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-04-15