囲碁ヨセ計算における近似法
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概要
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囲碁のヨセの局面で独立な部分のゲームの木が与えられているとき、最大の部分はどこかを近似的に判定する計算方法を、部分のゲーム木を2分木に分解する手法を用い調べた。その結果、単純な型のゲーム木の場合は、従来の近似法である平均近似と逆ヨセ2倍法に比べ、はるかに正確な近似法を見出した。さらに、より複雑な一般敵的なヨセ局面に対しても、ある種の近似法が極めて有効であることを示した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-06-18