動的マイクロシミュレーションによる国民所得分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マイクロシミュレーション分析を通じて、個人・世帯のシステムモデルを構築し、1995年から2015年までの個人年間所得を動的に計算し、分配国民所得や年金額について論じる。1995年から2003年までは、国勢調査データや家計経済研究所のパネル調査データと比較したカリブレーションを行なった。マイクロシミュレーションとは、最小単位である個人・世帯など個々の行動主体を分析単位としたシミュレーションである。個人のライフサイクルにおけるイベント(出生、就学、就職、結婚、子供の出生、転職・退職、年金生活、死亡)に関して、乱数を発生させ、一種のモンテカルロシミュレーションをおこない、世帯構造の変化や個人の情報を推測するものである。
- 2005-08-25
著者
関連論文
- 地域老人介護需要, 市民所得, 公的年金におけるマイクロシミュレーション分析
- マイクロシミュレーションの実装--久留米市老人介護需要の推測
- プログラミング教育における構造化チャートの再評価
- 動的マイクロシミュレーションによる国民所得分析
- 動的マイクロシミュレーションによる市民所得分析
- マイクロシミュレーションの最適なシステム環境設定
- 動的マイクロシミュレーションの構築--個人・世帯のライフサイエンスによる国民所得・年金分析と福祉需要分析
- 地域の転入転出におけるマイクロシミュレーション分析
- マイクロシミュレーションにおける個人・世帯のライフサイクル (特集 人的投資、所得格差、雇用の経済学)