企業の情報システム導入による影響とその効果に関する研究 : 技術の構造化理論を中心とした韓日企業の比較(<特集>岩手の会)
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概要
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本研究は情報システム導入の影響と効果を評価するのに一番適合した理論的接近方法を検討すると同時に、河尻(2003)の日本企業におけるグループウェア導入の効果についての先行研究から出された成果をベースとして、韓国企業においてはどのような効果を生み出しているのか、実証研究を行うことで、韓日の情報システム導入における特徴と問題点及び、グループウェアそのものの導入効果についての影響を明らかにすることを目的とする。企業組織への情報システムの導入に関する先行研究は技術決定論、合理的選択論、相互作用論に分けられる。これまでの技術導入に関する議論を踏まえながら、技術決定論、合理的選択論の理論に対して意それぞれ批判的検証を行い、Orlikowsi, W.J.の技術構造化理論を中心に情報システムの導入効果や影響に関する検証を行っていく。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-15
著者
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