横浜市におけるバス運行情報提供システムの実証実験
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概要
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路線バス利用者にとってのITS導入効果を検証するため、横浜市内路線で実証実験を行った。実証実験では、インターネットを通じて一般端末、携帯端末、キオスク端末に運行状況、到着予定時刻、時刻表等の情報を提供した。実験システムは3層クライアント/サーバー構成とし、リアルタイム表示にはJava、各層間の通信にはHORBを利用した。各情報へのアクセス状況を計測するとともに、約200名のモニターに対するアンケート調査を行った結果、バス運行状況に関するリアルタイムの情報を家庭や職場で入手できることはバスを利用しやすくする効果がある、という評価を得た。
- 1998-07-21