デジタルコンテンツの有料配信の現状と課題
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概要
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昨今、インターネットをはじめ携帯電話などのネットを通じて、顧客(ユーザー)にデジタルコンテンツを有料で提供する形態が事業として定着しつつある。大手インターネットサービスプロバイダ(ISP)では、各種デジタルコンテンツ販売を積極的に展開しており、これらISPに出版コンテンツを提供する凸版印刷のネット流通事業「Bitway(ビットウェイ)」も順調に推移している。また、昨年夏頃からインターネットで本の内容を配信する電子書籍事業の新規参入が相次いでいる。しかし、この電子書籍事業がうまくいっているという話は聞こえてこない。「書店で立ち読みした上で買える文庫本500円」の魅力に勝てるコンテンツを創出しないと一般化は難しい、著作権保護が明確でないと著者の理解は得られないなどの指摘がある。
- 2001-02-24