2000-EIP-8-3 「電子割符」のデジタル社会への応用
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概要
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電子情報のセキュリティを確保するために、新しい「電子割符」の概念を提案した。電子割符を用いることにより, 重要な情報や鍵などのデータが分割管理でき、オリジナル情報のすべてが他に漏れることなく、アプリケーションの利用時点で利用者が保有する割符でオリジナル情報を復元することにより、極めて安全な情報のセキュリティツールとなる。この割符を既存の暗号技術と組み合せることで機能は相互補完されセキュリティがさらに向上する。また、分散管理の保存手段にICカードを利用する方法がある。これらの応用事例を示してデジタル社会での実用性を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-06-02